新しい先輩系漫画(?)『じけんじゃけん!』感想
おはようございます。本部が武蔵に勝とうとしてて作者の本部びいきにそろそろ違和感を覚えてきてるドリチンです。
ジャックハンマーを噛ませに使ってきたあたりからやりすぎやんみたいに思ってたんだけどおめぇ…武蔵に勝ちかかってんじゃん……
昨日本屋ぶらついてたら新刊で面白そうなの見つけて何冊か買ったんだけど、ちょっと気になったのが安田剛助さんの『じけんじゃけん!』という漫画。
内容としては、ミステリのことになると夢中になってしまう美人な先輩とその先輩が好きな後輩が部活動としていろいろしてくお話。
それってつまり『手品先輩』の・・・・・・?
当たり前だけど、話題になった、売れた漫画の「似たような」設定のマンガがこの世に出回るのは必然。一時期野球部のマネージャーが『ドラッカー』を読んだら?みたいな小説が人気になった時は女子高生にとりあえず難しい本読ませとけみたいな風潮があって、女子高生がマルクスとかニーチェを読み始める地獄みたいな時期あったよな…
でも正直
個人的にはぶっちゃけ「手品先輩」より面白いと思った
僕もミステリ系は特に好きじゃないんだけど、キャラも可愛いし、先輩後輩の絡みがどうあるべきかーみたいなのがしっかりできててめちゃくちゃススっと読めた。
てか『手品先輩』のほうは最近イミフな感じになってきてるしな…ただ先輩が可愛いだけのマンガと化している……
昔読んだ東浩紀の『動物化するポストモダン』で、ポストモダン(現代)ではガンダムみたいな壮大なストーリーじゃなくて、少し古い言葉でいう「属性」みたいな、一つの「カテゴリー」を組み合わせたような「カテゴリー的消費」しか行われない時代だそう。
今回も、「ドジな先輩」「後輩」みたいなカテゴリーがうまく消費されていった形なのかな、でもだからといってつまんないなんてことは全然ないんだと感じた一日だった。
関係ないけど東浩紀ってクソオタクくせぇよな
声高すぎだろクロちゃんのモノマネかと思ったわ
おわり