千のブリトー

生涯大学1年生

12/7 雑記

 

昨日教授に卒業論文をチェックしてもらい、製本してもらった。提出は明日の昼頃になるそうで、また学校に行くのがちょっとめんどうに感じる。

卒業論文は、「遊び」について、遊び研究の開拓者であるホイジンガやカイヨワに依拠して論じたものだったが、なんだかんだ卒論の原型を考えていたのが2年前だったから、自分の中で練りに練ったものだったんだな、と提出してから思った。

僕がホイジンガを知ったのは、高校3年の時にいきなり始まった倫理の授業からで、当時勉強も頑張ってはいたものの、県大会に出るために打ち込んでいた部活ほどではなかった。

だから今から始まる教科くらいは真面目にやろうと思って勉強した倫理の、はじめの章にホイジンガは出てくる。

当時小テストのためにホイジンガカッシーラーの名前をノートに書いて覚えたことが今でも記憶に残っている。

そう考えたら、今の大学で学んでいることのきっかけであった倫理はあの小テストから始まって、僕の卒論は高校生の時に倫理の教科書でホイジンガを見た時から始まっているのかもしれない。

今まで多くのことを妥協してきたけれど、自分が人間としてのアイデンティティを確立する高校、大学の時期に、1番やりたいと思っていたことを一つの形にできたことは、それはそれでいいことだったのかな、と感じた

 

 

おわり