千のブリトー

生涯大学1年生

【Hearthstone】 ガジェッツァン環境は結局どうだったのか

久しぶりのハースストーン。皆さん月末ラダーのほうに苦心しておられますでしょうか……

そろそろTwitter「今月こそレジェンドまで行きたいな~~」とか匂わせるツイートをする輩が湧きだしてる頃合い。このツイートするヤツ、大体ランク5。どうも西巣鴨ラファエルです。

HSを一番エンジョイしてるのは一度レジェになって、それからランク5までしかラダー回さない人たちだよね。僕なんか最近レジェの順位まで気にし始めて、一人でイライラしたりしてるから、ある程度見切りをつけて適当に酒でも飲みに行ったりするほうがよっぽど生産的だと思う。

 

 

関係無いけどめっちゃ久しぶりに12勝したよ。旧神前環境のローグ以降初めての12勝でけっこううれしかった。奈落の掃除屋がマジでOPすぎるね今のウォロは。闘技場にパラが増えて、横並びしてきたミニオンを掃除屋で取って勝つみたいなマッチがけっこうあったから環境的にも刺さってるのかなと。ウォーロックおすすめだから試しにピックしてみてね。

 

・ガジェッツァン環境初シーズンまとめ

シーズン初週辺りは海賊ウォリアーが台頭し、前環境でトップティアーであったミッドシャーマンやマリゴスドルイドは高速化した環境についていけず死滅してしまった。当初予想していたアグロパラディンは海賊の速さに及ばず、予想に反して影をひそめる結果となってしまった。

環境に大繁殖した海賊に対するカウンターとして、レノロックレノプリースト、挑発ガン積みの翡翠ドルイドが新たに流行してきた。

シーズン中盤では、新しいタイプのミッドレンジシャーマンや、新型のアグロシャーマンが開発され、環境にまたしてもスロールが帰ってきた。アグロシャーマンの台頭に対して、ドラゴンを組み込んだドラゴン海賊ウォリアーも環境に登場し、中盤も戦える海賊が誕生した。

さらに海賊を入れたミラクルローグも開発され、序盤から海賊についていける速度を持ちながら、かつレノなどのコントロールにも戦える爆発力をもったデッキが生まれた。シーズン後半には、レノメイジなるデッキも考案され、有名プレイヤーが次々に結果を出していったが、実際のデッキパワーはまだ未判明の部分が多い。

 

以上がざっくりとした今シーズンの流れだけど僕自身の感想としては、トップメタはデッキが洗練されたアグロシャーマン、対するミラクルローグ、次点で環境に一定数いる海賊ウォリ、レノといった印象。

前環境のようなミッドレンジ系のデッキは、レノや翡翠のせいで駆逐されてしまったように感じる。ドラゴンプリーストなんかはその代表例で、ドラプリは確かに海賊には強いけど、決め手が無いせいでレノや翡翠にリソース負けするし、かといって海賊にガン有利ってわけでもないから、レジェンド帯ではほとんど見かけないね。レノドラゴンプリーストはまだけっこう見かけるけど。

僕は海賊とかアグロシャーマンが好きだから別にいいんだけど、ハンターが環境から消えるなんて全く想像できなかったな~と。シクレハンターとかまだやれそうだけどなー…。

来シーズンもおそらくこの構図は崩れないと思う。アグロデッキにイケても、結局レノにイケないから大体のミッドレンジはオワコンだし、やっぱ現状として安定してるのはローグか。ただ、ガジェッツァンに依存しすぎている面があるローグはプレイングも難しいせいで大繁殖とまではいかないだろうね。やっぱり来シーズンもまだシャーマンが台風の目になるのかなと。

 

 

そろそろスロールが恋しくなってきたし来シーズンはハンマー握るか~~~

 

 

 

 

 

 

一度ならず二度までも海賊を捨てた男

 

 

 

 

 

おわり

 

 

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

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村上海賊の娘(一) (新潮文庫)

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namielei.hatenablog.com

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【感想】『帰ってきたヒトラー』は日本人には分かりえない感覚(?)

 

年末の新幹線で読むために何か本を買っておこうと思って本屋で見つけたのが最近映画にもなった『帰ってきたヒトラー』だった。

 

帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)

帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1)

 

 

表紙からもう相当イカしてんだよな…これカフェで読んでたら文化水準がにじみ出ちゃうでしょ、水準がさ。対面のオンナが大洪水起こしちゃうよ…

僕自身、自分でもドン引きするくらいの遅読で、3年前に勝ったアランの『幸福論』を未だに半分くらいしか読んでない(電車内でしか読まないというのもあるけど)くらいの低能なんだけど、

この『帰ってきたヒトラー』は上下巻合わせて二日で読んでしまったくらいに面白かった

 

2011年8月にヒトラーが突然ベルリンで目覚める。彼は自殺したことを覚えていない。まわりの人間は彼のことをヒトラーそっくりの芸人だと思い込み、彼の発言すべてを強烈なブラックジョークだと解釈する。勘違いが勘違いを呼び、彼はテレビのコメディ番組に出演し、人気者になっていく…。

ストーリとしては、ヒトラーが現代にタイムスリップしてきて、コメディアンとして彼のパフォーマンス(演説)をTVで放送していくんだけど、彼の人気がYouTubeでバズられ、〈狂気のユーチューブ・ヒトラー〉として現代のYouTuber達に取り上げられているさまは、本当にイマ風だな、というか現代であればこうして見聞が広まっていくんだなと、若者である自分として読んでいてヘンな気分になった。

僕が読んでいて一番面白いと感じたのは、あたかも本当にヒトラーがそう思っているかのように感じさせる文体でストーリーが進められていく点だった。

訳者解説でも取り上げられているんだけど、本書の「オレ文脈」(ヒトラー本人視点で語られる文)は、ヒトラーをよく知らない僕でもそこにヒトラー的な独善性のようなものを感じられたし、指導者が持つ自己中さが読んでいてとても心地よかった。

 

本書の後半には〈ニューヨークタイムズ〉の書評が載せられていて、「タイトルはヒトラーの風刺小説の成功をドイツ人はどう受け止めるか」というものになっている。

戦後多くのヒトラー俳優、ナチスのパロディが生まれてきたとは言え、やはりドイツ人にとっては「ヒトラー」は絶対悪であり、ネタにできないモノ という認識がまだまだ根強くあるらしい。

作者のティムール・ヴェルメシュは「僕らは同じストーリーを語り継がなければならない。しかし、方法は同じである必要はない」の述べていて、ヒトラーが生んだ過去を悪しきものだ、ユダヤ人と共存していかなけばならない、と同じように聞かせるのではなく、まるで自分もストーリーに参加しているかのように面白く歴史を語り継ごうとした点も、スゴイの一言だった。

しかし、これは僕がただ単にバカだからかもしれないけど、僕の中のヒトラーはなんというか、「悪のカリスマ」みたいな認識にとどまっていて、どちらかといえば好感に近いものを持っている。

僕の中では本当にバカみたいな話だけど、ジョジョの奇妙な冒険シリーズの「DIO」や、機動戦士ガンダムの「ギレン・ザビ」と同じあたりの位置にヒトラーが居るから、ドイツ人がこの本に関して否定的な印象を持つ、という感覚自体が全く分からない感覚なんじゃないかなーと読んでいて感じた。

日本のマンガにはナチスの”狂信的な部分”をある種のカッコいいものとして表現しているようなものもあるくらいで、誇張するならば、僕みたいな若者の中では、僕と同じような認識を持っている人が少なくないのかもしれない。

日本の歴史教育は海外に比べて、古代から現代までまんべんなく教えるせいで、近現代史をあまり重視しないみたいな話を聞いたことがあるけど、もしかしたらこういう部分にも影響はあるのかも…?

これは完全に僕の個人的な考えなんだけど、ドイツ人に対する「ヒトラー」はもしかしたら日本における「原爆」くらいの感覚に位置していて、確かに広島、長崎に落ちた原爆をブラックジョークとして小説にしたら日本でも多くの物議を醸すことになるかもしれない。でもこうして原爆に対する物語が語り継がれていくわけで、『帰ってきたヒトラー』の作者はそうやって歴史を風化させないことを望んでいるんだと考えると妙に納得がいってしまった。

 

政治もドイツの歴史も何も知らない僕が楽しめたんだから詳しい人はもっとハマる内容になっていると思うから、興味が出たら読んでみてね。映画も最近レンタルが始まったから、予習として初めに小説を読んでおくのもいいかも。

 

 

それではともかく、

 

 

 

 

ジークハイル!!!!

 

 

 

12/23 雑記

 

クリスマスが近づいてきて、血涙を流しながらなんとか予定をひねり出そうとしている今日この頃。

最近街で女の子を見るたびに、「この女の子にいきなり中出ししたらどうなるんやろ…」みたいな純粋な疑問が浮かんでくるよ。純粋だから、人間性が。サンタはいると思ってる小学3年生並に純粋よ、ホント。

 

去年のクリスマスは中学の同級生2人と焼肉を食いに行ったんだけど、今年はバイト先の先輩とゲイバー巡りをする予定を立てた。女の子と遊べないから男の中のメスと会うという、完全に気がふれている人の精神構造である……

 

・マンガ界のバロテッリ

古見さんは、コミュ症です。」の二巻が出ていたから早速買って読んでみた。

 

古見さんは、コミュ症です。 2 (少年サンデーコミックス)

古見さんは、コミュ症です。 2 (少年サンデーコミックス)

 

 一巻を読んで思ったのは古見さんが圧倒的に可愛いということだけだった。二巻でも、もちろん古見さんは可愛いんだけど、古見さんを取り巻くキャラクターも増えてきて、学園モノっぽくなってきたな~という感じ。

このマンガの見どころはとにかく「古見さんが可愛い」という部分に尽きる

悟空がカッコいいからドラゴンボールを見る人もいるだろうけど、このマンガはそんなレベルじゃないンすよ………。もう古見さんを見るためにそのほかの全部がある、そういうレベルのマンガ。技術など必要とせず、自分の持っているフィジカルだけで戦い抜くような、サッカーで言うところのバロテッリみたいなマンガなんだよな、、、

 

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オレのキンタマより黒いなコイツ……

最近なにしてんだろ、あの両手に腕時計付けたモスキート音みたいな声でしゃべるアイツ……

全然サッカー見なくなったからもう最近の日本人選手がどうなってるか全然わかんないや。岡崎とか今季どうなんやろ

 

・映画の面白さについて

 

クリスマスシーズンを乗り切るために久しぶりに映画を借りてきた。3つ借りてきたうちの一つが「X-ミッション」というもので、演出がすごい系というよりは映像が綺麗で、ワイルドスピードみたいな絵で魅せるようなタイプのアクション映画だった。

映画には、綿密なストーリーで予想外の展開を創り出すような、頭を使うものもあれば、アクションがあってなんかが爆発したり銃をバンバン撃ったりするような映画もある。

 僕はどちらかといえば後者のような何も考えずに見れるような映画が好きで、エクスペンダブルズなんかは全シリーズ3回ずつくらい見直してるよ

 

 

僕は「映画の面白さはその時の体調に左右される説」を2年前くらいから提唱している。

これ割とあるんじゃねぇかな。どんな面白い映画でも、思考能力が落ちてる時だと本来よりも楽しめないみたいなことが自分は結構あって、面白いって評判の映画でも途中で考えるのがめんどくなって結局「そうでもなかったな」みたいな感じになっちゃう。

だから、頭働いてないなーって時はエクスペンダブルズみたいな偏差値25の人でも楽しめそうな映画を見て、ちょっと冴えてるな~って時は「ファイトクラブ」とか「メメント」みたいなちょっと頭使う系を見るみたいな立ち回りをしてる。わりとこの立ち回りオススメだからぜひ試してみてね

 

 

おわり

 

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